産業医資格を取りに行ったぞ⑥-産業医科大学 産業医学基本講座:まとめとおまけ(産業医1社目の就活)-

医学

✅産業医の勉強して思ったのは

やっぱ医者って糞だわ。

ってことですかね。 働き方的な意味ではまじでいいところが全然ない。

今自分は完全に臨床から離れたのですが、産業医の勉強が未練を断ったところがかなりあると思います。

✅講座:講義する人が楽しそう

・僕が通っていた某大学では

講師陣が口を開けば
『どうせ都会に行く』
『大学病院とかいたくないでしょ』
『(特に男性)専門医とったら開業するんでしょ』
『(特に女性)すぐ辞めるかせいぜいバイト医でしょ』
みたいなネガティブな姿勢が多かった記憶しかありません
あんなこと話してるからそら大学医局から距離を取るよなぁ
とか考えましたし
『こんなことも知らないと訴訟に負ける』
『〇〇科だって△△時間は残業するから』
科の指導そっちのけでこんなことばかり言う講師もいました。
訴訟リスクを話すこと、それはまぁそれで大事なんだとは想いますが…これから選ぶ側からしたら気分がいいもんじゃありません
自分の科の存在意義を訴訟リスクと残業時間を担保に話すのは全く理解できませんでした。
で、ちょっと飲みに連れてってもらうと
若手は『大学医局はやめとけ』って口をそろえるし
最悪だと思うのが中堅の医師から
『まぁ僕は死んで逃げるけど残る君らは大変だよね』みたいなこと言われることですよ。
働いてる中の人がずっとネガティブな発言を続けているから学生都会に逃げるんやでって思ったりしたもんでした。

・産業医講座では

まずこちらも向こうも医師なので一定のリスペクトをもって接してくれるのが大きい。
かなり講義としてはイラッとすることが少なかったです。
僕の大学時代は医学生相手であれば自分の自慢話何時間しても許される風潮がありましたが
流石に産業医大の産業医学基本講座は医者相手、かなりそういった要素は少なかったですね。
イラッとしたのは健康診断系の講義と感染症の講義くらいでしょうか。
全体としては
『今産業医が熱い!』
『産業医講座の受講者もうなぎのぼり!』
『若手がどんどん興味を持ってくれてる!』
『最近増えていて嬉しい!』
みたいなポジティブな話が多かった印象です。若手の臨床離れが産業医大的には嬉しい方向に転がって自然とそんな態度になっているのか、
今回の基本講座の集まりがめっちゃ良かった(らしい)からご機嫌だったのか
もしかしたら産業医大全体でそういった方向で話すよう指導が行われているのかも?
どちらにしてもこのスタンスのほうがお互いにハッピーで素敵ですよね。
健康自慢おじさんの方も最初は『なんやこいつ…』でしたけど
なんか嬉しそうに話してるもんだから聞き続けていたらむしろちょっと好きになれました笑
20221122追記:健康自慢おじさんの講義は産業医になってからめちゃくちゃ役立ちました。すまんかった。彼はすごい人だった。ごめんなさい大和教授。

・一方で

感染症にかかわる医師はアレですかね。
どこの大学でも入局要件に
『人をイラッとさせる才能に満ち溢れてること』とか指定されてるんですかね?
次ページ:転職

コメント

タイトルとURLをコピーしました