✅毎年忘れる
確定申告のやり方(e-tax)。
2022年に確定申告をした際に備忘録を記載しましたが
申告する内容も変わりましたし、マイナンバーカード(マイナ連携)で非常に楽になった面もあるので2025年度以降の僕に向けて全体的に改定です。
変更点
・開業した(事業所得を入力するようになった)
・帳簿(複式簿記)をつけるようになった
・青色申告申請を行った(青色申告決算書を作成する必要が出た)
・マイナンバーカードと証券会社,iDeCo等を連携するようになった
・特定配当等・特定株式譲渡所得の全部について、住民税で申告不要の項目がなくなった
ざっくり変更点はこのようになります
✅どのe-Taxで報告するか?
前回にはなかった悩み。
これまでは国税庁確定申告書作成コーナーでの作成を大前提としてましたが、今回僕は開業し青色確定申告を行うにあたりfreee,マネーフォワード,やよいの青色確定申告などのクラウド型会計サービスを検討し
最終的に『freee』で会計を行うようになりました。
そしてこういったクラウド型の会計ソフトには会計ソフト側にe-Taxの送信機能があります。
詳しく書く気はあんまりないのでこのへんのページあたりを参考にしてほしいのですが、会計ソフトで帳簿をつけ終えた後確定申告を
①会計ソフト側から直接e-Taxで送信する こともできますし、
②データを出力して国税庁が公開しているe-Taxソフトに読み込ませて送信する こともできます。
また
③結果を手動で転記して国税庁確定申告書等作成コーナーで作成する ことも可能です。
で、どれをやってもいいのですが
①会計ソフト側から直接e-Taxで送信する
②データを出力して国税庁が公開しているe-Taxソフトに読み込ませて送信する
の場合には
マイナポータルとの連携に対応していなかったり、外国税控除の申請ができなかったり、控除を入力した後の自動計算ができなかったり、様式の一部をe-Taxで送信できず別に作る必要があったりします。
逆に
③結果を手動で転記して国税庁確定申告書等作成コーナーで作成する の場合、
国税庁確定申告書等作成コーナーには
事業所得のデータをインポートする機能がないために事業所得については手打ちする必要が出てきます。
今のところすべてを自動入力や連携できる環境は残念ながら見当たらなかったので、事業所得なり、給与所得なり、配当所得なり、医療費控除なり…なにかしらは手動入力になります。
自分にとって最もウエイトが小さいものを手打ちにするのが良いでしょうから
僕は③の国税庁確定申告書作成コーナーでの作成を選びました。
つまり『事業所得については会計ソフトの数値を手動転記する』という方法です。
したがってここからの内容は
freeeで帳簿をつけた内容を国税庁の確定申告書作成コーナーを経由してe-Taxで確定申告する流れになります。
2年前には申告したけれども今年は申告しなかったものもあるので
前回のものをベースに変化点を差し替えて作成しています。
ブログを訪れていただいた皆さんや、未来の僕については一部様式や数値など一致しない場所があることを了承の上読み進めてください。
✅所得・控除など入力する前の準備(本人認証)
2022年よりマイナポータルとの連携で
事前のパスワード申請なし、パソコン用FeliCaリーダーなしでマイナンバーカードを用いたe-Taxの使用が可能になり、便利になりました。
FeliCa対応スマートフォンさえ持っていれば初期投資(と言っても2000円程度ですけど)なしでe-Taxが始められるのは良きですね。
マイナンバーカード方式(2次元バーコード)およびマイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)での本人認証までの手順については
で記載していますので参考にしてください。
また、マイナ連携によって
医療費、iDeCo、ふるさと納税などの情報を自動取得することが可能になりました。
マイナポータルから確定申告の事前準備を行っておくことで自動取得することが可能です。
※以後個人情報のため、スクショ撮影時に額面など適当に入れ替えています。
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