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久しぶりに本を買って読んだ日記

日記・雑記

✅本を読んだ。

とある本を読んだ

医学書ではない

たまたまツイッターで見かけたエッセイ集なんかを読んだ

 

バイト先がパソコンやスマホ持ち込み禁止だったので

仕方なく写真の青山ブックセンターで紙の本を買って持ち込んだ

(書店に本を買いに行くという体験は久しぶりだったが、これは良いものだった)

久々に本を、それも実利とも科学とまるで関係ないものを読むのは悪くない体験で、

これはこれで人生に彩りを与えるものだなぁと感じつつも

ちょっと意外だったのは

医学書なんかを読むときに比べてページの進みが悪いこと

いや、明らかに子供の頃と比べてめちゃくちゃ本を読むのが遅くなっていたことだった

集中力の低下…もあるだろうし

最近頭を動かしてないから?それもあるかもしれない

加齢で脳が老化したか?少なからずあるだろう

でも最大の要因は、懐疑的な物の見方をするようになったからだ。

多分。うん。

 

✅本(エッセイ)が読めない

 

医者になってから読むのはもっぱら(ランセットでもニューイングランドジャーナルオブメディスンでもなんでもいいが)自分より優秀な世界中の専門家により査読された論文とそれに根拠を置くガイドライン、さらにそのガイドラインに根拠を置く学会誌や臨床のテクニックなんかが書かれた本。(僕だったらPepersなんか)

これらは自分の専門分野かつ情報元にある程度信用を置けるものであり、かつその情報元を比較的容易に確認できるものだった。

しかしエッセイ。これは困った。

どうやって読めばいいのかまるでわからない。

2022年現時点での技術水準における自動翻訳でもほぼ正確に翻訳できる論文や、それを元にしたガイドラインに比べると

こういった本に書かれている文章は驚くほどに乱雑に感じる

そして、当たり前のように

『〇〇が著作、××にて述べているように△△は□□である。』などと書いているが

引用元が、個人と営利企業による、商業誌!

信用していいのかわからないし確認にいちいちコストがめちゃくちゃかかるやん…

その書き方で自分の論を補強できる大前提は引用元が信用できることよ、うん

(引用元を否定したいならこの限りでないし、もしかしたら世間では非常に有名な人の名著と呼ばれるような本なのかもしれない)

だた今回読んだ「本」においては

自分の論と同質なものばかりを引いていた

こういったことをされると、僕の懐疑心は強くなる。

多かれ少なかれ、引用というのは自分の主張を補強するためになされるものなので

ある程度は仕方ないのだが、こう露骨に自分と同じ意見を集められてしまうと

「医師のK氏が著作により度々指摘しているように、悪性腫瘍はがんとがんもどきに大別される。故にがんの早期発見は無意味で〜」

このくらいの可能性があるように見えてしまうのだ

(上記の文がトンデモであることは医療関係者はわかってくれよう)

✅『わからない』ものに対して

個人としては

自分で即時判断できない程度にわからないものに対しては

初手で肯定も否定もせず

「わからないものをわからないまま保持する」ことが極論に走らないために大事だと思っているので(これは前に何処かで書いた気がする)

このスタンスで学術要素の薄い文を読んだところ

『よくわからん人の著作、聞いたことない本にて述べているように著者の話したいことはほんとに書いてあるか確認できない内容である。』

ほぼすべての文がこうなる。

あまりに訳がわからなくて高校時代に(死ぬほど苦手だった)数学の領域の問題を解いているときを思い出すレベルで困惑した

xやらyやら何も考えずに定義していったら変数が多くなりすぎて結局なにも意味ある数式を導けずに「この問題は置いておいて次に行こう」と判断するような、そんな感覚。自分の力で発散していく数式を抑え込むことができない感覚

そんな行為を章ごとにひたすら繰り返していくのが「読書」なのかと自分の中の常識に疑問を抱くくらいにはわけがわからなくなっていた

こうなってくると目の前の情報だけでとりあえず答えを出すのが正解なのかもしれない。

でもこれは個人的にホント嫌いな行為なんだ。何なら自分の専門分野以外のところに対してわざわざ能動的に考えやスタンスを明確にすること自体があまり好きではないんだ。

世間の人々はよく本を読んでいられるもんだなぁ

✅まとめ

今回の本に限らず、自分の専門分野以外の本を読みながら

全部の注釈を読んで一次情報でも二次情報でも当たって理解しようとしていたら残りの寿命で読める本は両手の指で足りるだろう。

もしくは本ってのは活字であっても漫画のように

それなりにライブ感を楽しめばいいのかもしれない。

(僕は漫画も好きだし、その楽しみ方はわかる)

創作と学術的なものを除けば

世界にある「本」は大抵そういったものなのか?

誰か教えてくれ。

それでは。

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